おもいでファームの近藤です。
自分が納得した安心できる野菜を食べるには、お気に入りの生産者を見つけることが大切
と、こちらの記事でお話ししました。
お気に入りの生産者の畑が離れた場所にある場合、配送業者を使って自宅まで届けてもらわなければなりません。
もちろん、送料を生産者が負担してくれることはありませんので、野菜セットの料金以外に追加で送料がかかります。
ではこの送料、実際にいくら位かかっているのでしょうか?
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野菜セットは通常1000円以上の配送料がかかる
通常、野菜セットをダンボールに入れようと思うと、80cmサイズ(3辺の合計の長さ)くらいはどうしても必要になります。
クロネコヤマトの80サイズの送料を見ると、最も近いエリアでも送料に1123円かかります。
暑い時期はクール便も必要になります。するとさらに+216円がかかります。
つまり、
夏場だと、送料だけでなんと!最低でも1339円かかってしまいます。
以前はまとまった数の荷物が定期的にあれば、担当者の裁量で幾分送料を安くしてもらうことも出来ましたが、最近は昔ほど融通をきかせてもらえなくなっているようです。
現在、おもいでファームの野菜セットは、自分で配達できるエリアに限定しています。
私が直接お客さんのご自宅にお持ちしています。
例えば、2000円のセットなら、(現在は1袋200円計算で)10品程度お入れしています。
しかし、価格はそのままに配送料者を使って発送した場合、野菜は3.5品しか入れられなくなります。
野菜セットの価格の半分以上が配送料になってしまっています・・・。
野菜セットが毎週なら、配送料だけで月5000円近くに
野菜セットというものは、基本的に普段食べる野菜のためのものですから、
基本的に毎週お届けされるものだと思います。
贈答用など1回限りで終わり、という類のものではありません。
そうなると、
毎週千円以上の送料を負担して、野菜を届けてもらうことになります。
こだわって作っている野菜ですから、スーパーで売っている野菜より価格は上がります。
それに加えて、送料だけで月に5000円程度かかるということですから、
生活にそれなりにゆとりがある世帯でないと、正直なかなか手が出せません。
高い送料がかかっても、毎週どうしても食べたい!
という生産者の野菜であれば、それでも成立するかもしれませんが、そうでなければなかなか厳しいものがあります。
町から離れた中山間地などで栽培をしている場合、お客さんが直接買いに行くことも、生産者が直接売りに行くことも、地理的に厳しくなります。
そういう場合、中山間地で少量多品目栽培をしている生産者にしてみれば、それだけの送料を負担してでも毎週野菜を買ってくれるお客さんはとてもありがたい存在です。
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毎週高い配送料を支払ってでも食べたい価値ある野菜か?
野菜セットを配送業者を使って全国各地に発送している生産者は、実際に周りにたくさんいます。
それは、高い配送料を支払ってでも買いたくなるような、魅力的な野菜が作れていたり、コミュニティが成立していることを意味しています。
それだけその人にとって価値のある野菜を提供できているという話です。
逆に言えば
高い配送料がかかってもいいから、毎週送ってほしい!
と思ってもらえるだけの価値のある野菜が作れないと
配送で野菜セットを買ってもらうことは難しいということです。
野菜を宅配する企業の場合
法人の野菜の宅配会社の場合は、もちろんこの限りではありません。
自前の配送網を使って配送することで、配送コストを下げているので、配送無料からせいぜい数百円程度で配送してもらえます。
野菜宅配で勢いのあるオイシックスは、これまで配送業者を使っていましたが、大地を守る会、そしてらでぃっしゅぼーやとも業務提携・子会社化したことにより、これらの配送網を使ってより安い配送が可能になるでしょう。
ただし、野菜の価格はこちらの方がおそらく割高です。
そこに野菜を卸す生産者が手にするお金は売価の半値以下です。
もちろんここでは生産者も選べません。
生産者と直接取引をするほうが、生産者を支えるという点においては貢献します。
個々のやりとりなので、企業を通さない分融通もききます。
そしてなにより生産者と購入者としての信頼関係の構築という点で、企業による宅配は直接のやりとりには遠く及びません。
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まとめ
宅配業者を使った野菜セットの購入はかなり配送料の負担が大きいのです。
しかし、
直接配達ができない以上、配送業者を使うよりほかに方法がないのが現状です。
少量多品目で野菜セットをメインにしている生産者にとって頭の痛い問題のひとつですが、
生産者はいろいろなアイデアを駆使して対策をしています。
高い配送料が乗っかっても、価値ある野菜を作っていれば欲しい人は必ずいます。
いずれにせよ配送料が上乗せされた価格に見合った価値を感じてもらえる
品質の高い野菜を作ることが生産者にとってはとても大切です。
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