農作業の熱中症対策に美酢で経口補水液を自作する

おもいでファームの近藤です。

江南市で無農薬・無化学肥料で野菜を作っています。

畜糞を使わず「米ぬか」と「おから」を利用した

自然栽培に近い形の栽培をしています。

さて、

夏の農作業はとても過酷なので熱中症対策はかかせません。

塩分と水分補給は必須です。

市販のスポーツドリンクは糖分が多く、お金もかかるので

夏場は経口補水液をよく自作しています。

実際に作ってもらうとよくわかるのですが、

砂糖と塩と水だけで作る経口補水液は全然美味しくない。

むしろまずくて、飲むのがちょっと苦痛なほどです。

おいしい経口補水液を作りたいなぁ

と思っていたところ、よいものを見つけました。

最近売れている「美酢(みちょ)」という醗酵ドリンクです。

美味しいのでボクも最近ハマって飲んでいます。

美酢はお酢なのでクエン酸も入っているし糖分も入っている。

ということは、

塩を加えれば美味しい経口補水液が作れるのではと思い、

美酢で経口補水液を作ってみることにしました。

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美酢で経口補水液の作り方

ネットで自作の経口補水液の作り方を調べると、

だいたい下記のような分量が載っています。

水1リットルあたり

・砂糖 40g
・塩 3g
・レモンなど適宜

ただ、

この糖分量はアイソトニック飲料の糖分量になります。

作りたいのはハイポトニック飲料の経口補水液なので

糖分を半分の20gにして作ります。

水1リットルあたり

・砂糖 20g
・塩 3g
・レモンなど適宜

*アイソトニック飲料とハイポトニック飲料の違いについてはこちらを参考にしてください。

美酢は100mlあたり炭水化物45gを含んでいますので、

美酢で経口補水液を作る場合、下記の分量でつくればOKです。

1リットルの水に対して

・美酢 50ml
・塩 3g

美酢は3倍希釈が標準とパッケージに記載されています。

ただ3倍だとかなり濃いです。

美酢は標準で作るとかなり糖分が多い飲み物になります。

経口補水液を作る場合は20倍希釈です。

味はかなり薄くはなりますが、

それでも砂糖で作るより全然美味しいです。

2リットルのペットボトルで作る場合、

少し水を減らしたうえで

美酢を100ml・塩6gを入れてよく振るだけで完成です。

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まとめ

美酢で簡単においしい経口補水液が作れます。

ただ、手作りで保存料など入っていないので

暑い時期に畑に持ち出す場合には、

・できるだけ涼しい場所におく
・口を直接つけて飲まない

など衛生面には十分注意してください。

年々夏の暑さが厳しくなっていますので、

農作業など外仕事をされる方は特に、熱中症に気を付けてくださいね。

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