【畑で瞑想】草むしり(草取り)で心穏やかに無の境地に至る

おもいでファームの近藤です。

僕には1年程前から毎朝継続してやっていることがあります。

それは瞑想です。

座禅と言ってもいいでしょうか。

明確に区別はしていません。

般若心経を暗唱したのち、およそ20分程度実践しています。

普段は家で実践している瞑想ですが、まれに畑ですることもあります。

草と土に囲まれた畑でする瞑想は格別です。

でも、

畑では瞑想なんてしなくても、

心が静かに穏やかになる魔法の農作業があるんです。

なにか分かりますか?

それは草取り(草むしり)です。

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畑での草取り(草むしり)で無の境地に至る

畑での草取り(草むしり)。

除草剤を使用せずに野菜を作るなら、絶対に避けられない作業です。

地道で大変な気が遠くなるような作業です。

しかし、

ただひたすらに草を取る作業を黙々と行っていると、

次第に心が静かになっていく感覚を覚えます。

そしていつのまにか無心で草を取り続ける自分に気が付きます。

最近はやりのマインドフルネス、ヴィパッサナー瞑想は

自分を客観視し、今この瞬間に感じたことに気づきを入れることで

「今ここ」を認識することを目的としています。

対して、

座禅はただひたすらに座り続けること自体を目的としています。

草取りは完全に座禅に近い感覚です。

ただひたすらに草をとっていることでいつの間にか

「無の境地のような状態」を感じられるのが草取り(草むしり)です。

「もうこんな時間!?」

「気が付いたらすごく長い時間草取りをしていた…!」

草取り(草むしり)をしていると、時間の感覚を忘れる瞬間があります。

時計が刻む時間とは別に存在する時間、いわゆる聖なる時間を感じていたといえます。

僕は絵を描いている時にも同じような感覚があります。

実際に畑でニンジンの除草作業をしてもらった方々からは、

「ただ草むしりをしているだけなのに…やけに癒される」

「無心になれる。すごく楽しい!」

といった感想をいただきます。

畑という自然を感じられる環境も人々を元気にする

現在、農業と福祉を繋げる「農福連携」が進んでいます。

障害を持つ人に自立支援の作業として農業をやってもらおうという取り組みです。

障害を持つ人が農作業を行うと、

「非常に生き生きと仕事をするようになった」

「農作業中は症状が落ち着いてとても安定している」など

障害のある人が行う作業と農作業の親和性が高さが注目されています。

これは、部屋の中で作業をしている場合に比べ、

部屋の外で土や草・虫などの自然に触れながら作業することが、

ひとつ心身に良い影響を与えていることは間違いないといえるでしょう。

ただ、畑とひとことで言っても、

草が完全に管理されて1本も生えていないような畑ではなく、

草を利用しながら野菜を育てるような自然に近い農法の畑の方が

より高い癒し効果を得られるはずです。

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まとめ

草取り(草むしり)は地味な農作業です。

畑が広くなればなるほど増える、面白みのない作業です。

農業を仕事にすると作業中も時間とタスクに追われます。

草取りは時間ばかりかかる大変な作業なので僕はもう全然楽しめませんが、

それでもやり始めると、気が付くと草取りに完全に集中し、

いつの間にか焦る気持ちがふと消える瞬間があったりします。

時間に追われて慌てる必要がなければ、心を穏やかにしてくれる作業です。

おもいでファームではニンジンをメインで栽培しています。

ニンジンには除草作業が欠かせません。

ですので、

おもいでファームには草取りチャンスがたくさんあります。

・草取りを瞑想の一環として楽しみながらやってみたい

・癒されに草取りがしたい

・純粋にお手伝いがしたい

やりたい理由は問いません。

おもいでファームの畑で草取りをしてみたい人はぜひ近藤までご連絡ください。

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こちらで随時お知らせしています。

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