腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方② 持ち方と構え方

おもいでファームの近藤です。

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方シリーズ

第2回は「鍬の持ち方と構え方」です。

前回、鍬の選び方を参考にして自分の身体にピッタリの鍬を手に入れたと思います。

実際に鍬を使う際にまず大切になるのが、

鍬の「持ち方」そして「構え」です。

これが間違っていると正しく鍬が使えません。

・無駄な力が必要になる

・すぐに疲れる

・腰など特定の部位に負担がかかる

・体を痛めてしまう

必要以上に体力を使い、体への負担も大きくなります。

これではスマートに鍬を使いこなせません。

この記事では、正しい鍬の持ち方・構え方について、

スマートに鍬を使いこなすための基本をお伝えします。

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腰が痛くならない鍬の持ち方

まず、利き手で鍬の一番端の部分を持ちます。

鍬を持った腕を軽く前に出し、鍬を持つ手が利き足の位置に来るようにします。

この時、鍬も利き足にたいして平行になるようにまっすぐに持ちます。

その状態で鍬の刃の部分を地面につけると、軽く体が前傾すると思います。

利き手と反対側の手を、軽く前傾した状態で一番自然に添えられる位置で握ります。

これを基本の持ち方・基本位置として覚えてください。

鍬の動かし方としては、

利き手の肘をまげて後ろに引く力を利用します。

利き手と反対側の手は、添えるだけです。

引く動作を固定させる・安定させるような役割と認識してください。

詳しくは第3回で説明します。

腰が痛くならない鍬の構え方

鍬の持ち方は説明しました。

構え方のポイントとしては、

「鍬の刃と足の距離」と「両足の位置」です。

鍬を上記「鍬の持ち方」で説明した基本位置で持ちます。

鍬の柄は体に対しておよそ45度の位置になっていると思います。

その状態で利き足ではない足を一歩前に出します。

これが鍬の構えになります。

この状態で利き手を引いて鍬を動かし、

すり足で後進しながら畝(うね)を立てていきます。

鍬を使う上で大切なのは、この基本の構えを崩さないことです。

この基本の構えを崩さずに利き腕を引くという動作を繰り返す。

鍬の使い方を簡単に一言でいえば、こういうことです。

実際やってみると分かりますが、

この構えを崩すとそれだけで作業効率が落ちます。

一番やってはいけないのが、鍬と体の位置を離すことです。

つまり腕と鍬を前方に伸ばした状態で鍬を引くという動作です。

簡単に腰を痛めます。

ついやってしまいがちなのですが、

そこはぐっとガマンして基本フォームを崩さないことが大切です。

まとめ

とにかく体の基本位置・基本フォームを守ることが大切です。

そしてひたすら同じ動きを繰り返す。

これがもっとも体に負担のかからない、鍬の持ち方・構え方です。

人によってベストポジションは多少変わります。

とにかく鍬に触れ、自分にとってベストな位置を見つけることが大切です。

次回は腰の痛くならない、鍬の動かし方についてお伝えします

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