腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方⑤ 疲れない・息が上がらない方法

おもいでファームの近藤です。

腰の痛くならない鍬の使い方の第5回目です。

以前の内容はこちら

【家庭菜園】腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方・うねの立て方

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方① 道具の選び方

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方② 持ち方と構え方

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方③ 身体の動かし方

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方④ 土が硬い・力が弱い方の対処法

今回も補足的な内容です。

鍬を使うのは非常に体力を必要とします。

すぐに息が上がってしまう人も多いと思います。

しかし、ちょっとしたコツをつかめば体力の消耗を最低限に抑えることは可能です。

この記事では、疲れない鍬の使い方について説明します。

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疲れない・息の上がらない鍬の使い方

鍬を使っていてすごく疲れる人には、以下のような共通点があります。

・道具があっていない・持ち方がおかしい

・フォームや動きがおかしい・安定していない

・すべての動作でガチガチに力が入っている

・力任せに鍬を動かしている

・急いで早く鍬を動かそうとしている

これを改善するだけで、一気に疲労度は軽減します。

疲れない・息の上がらない鍬の使い方について、1つずつ見ていきましょう。

正しい道具・正しい持ち方・正しい姿勢・フォームで

鍬を使う際、基本がおかしいと当然ですが疲れます。

まず基本ができていることが前提です。

やたらと疲れるのになかなか作業が進まない場合、一度基本を見直しましょう。

私が考える正しい鍬の使い方について以下で説明しています。

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方① 道具の選び方

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方② 持ち方と構え方

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方③ 身体の動かし方

余計なところで力をいれない

疲れてしまう原因のひとつに、力が入りすぎている場合があります。

すべての動作中、ずっと同じだけ力を入れている必要はありません。

特に力を入れる必要のあるのは、土に刺した鍬を引く動作です。

(土が硬い場合などは、土に鍬を差し込む動作にも大きな力が必要になりますが…)

それ以外の動作時には、力をちょっと弱めるだけで疲労度がだいぶ変わってきます。

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リズミカルに

リズムよく、テンポよく鍬を動かすと楽になります。

毎回かける力を一定にして、同じリズムで体を動かしていきます。

鍬で畝を立てる時の基本動作は以下の3つになります。

以下の動作を「いちにーさん」と数をカウントしながらやってみてください。

①鍬を下ろして土に差し込む

②鍬を引いて土を後ろに飛ばす

③引いた鍬を前に戻す

リズミカルに同じテンポでできるようになると、

疲れが軽減していることを実感できるはずです。

ゆっくりしたスピードで

疲れるから早く終わらせようとスピードを上げて体を動かすと当然ですが疲れます。

同じ距離を走っても、早く走るのとゆっくり走るのとでは疲労度が違うのと同じことです。

別に早く鍬を動かす必要はありません。

スピードに乗らなくても、必要なところで必要な力を加えれば土は充分に動きます。

逆に勢いに乗せることによって、力を軽減できることはほぼないと思います。

特に最初はゆっくりでいいです。

自分の身体の動きがちゃんとしているか、リズミカルに動いているか、

そういうことを意識しながら、鍬を使うことが大切です。

まとめ

鍬を使って土を動かす作業は基本的には疲れる作業です。

でも身体の使い方次第で、それをだいぶ軽減する事ができます。

うまく身体が使えず鍬作業がつらいと思っていると、農作業自体楽しくなくなります。

自分の腕・鍬1本で作物の環境を整えてあげられることは、畑をやる大きな喜びの一つです。

達成感もあります。

疲れない鍬の使い方をマスターして、家庭菜園ライフを満喫してもらえればうれしいです。

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