腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方① 道具の選び方

おもいでファームの近藤です。

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方シリーズ第1回は「鍬の選び方」です。

自分に体型にあった道具を選ぶことはとても大切です。

自分に合わない鍬を使っていると、当然ですが正しく鍬は使えません。

使いにくいため作業効率も悪く、体への負担も大きくなります。

自分に合った鍬を手に入れましょう。

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ちゃんと現物を見て触って購入する

鍬を購入する際は、必ず実際に見て触って選びましょう。

今まで使っていたものと同じものを購入するならインターネットで購入しても良いですが、

そうでなければネット通販はおすすめしません。

実際に届いたものが体に合わないということがあるからです。

ホームセンターや農業用品店などに行き、

必ず実物を触ってしっくりくるものを購入してください。

自分に合った柄の長さ・太さの鍬を選ぶ

鍬の持ち方として、利き手を柄の手前側(体側)に持ちます。

僕は利き手を柄のギリギリのところを持つことをおすすめしています。

持った手前側にまだ柄が残っていると、

鍬を引いた時に出っ張った所が体に当たることがあるからです。

ですので鍬を選ぶ際の柄の長さは、

利き手を柄のギリギリのところで持った所を基準にして考えます。

その状態で、ゴルフのスイング前のクラブを構える形で持ってみてください。

ひじが体に当たるくらいの角度です。

柄の角度は45度に近い角度になっていると思います。

その時、刃の部分がちょうど地面に着いている長さが僕が考えるベストです。

柄の太さは握った時にしっかり力が入る太さを選びましょう。

言ってもそこまで太さに大きな違いはないと思います。

自分に合った重さの鍬を選ぶ

柄の材質、刃の幅や長さ材質によって鍬の重さは変わってきます。

基本的には力のある男性は重めの鍬、力の弱い女性は軽めの鍬を選べばいいでしょう。

自分にとってちょうどよい重さの鍬を選ぶことがポイントです。

ちょうどよい重さとは、軽すぎず重すぎずな重さです(笑)

持った時に重いと思う鍬は、当然ですが使っていてすぐに疲れます。

軽さに関しては軽ければ軽いほどよさそうですが、そうでもありません。

鍬を地面に振り下ろす際、ある程度重力を利用します。

軽すぎると鍬を地面に振り下ろす際に力がかかりません。

それだと鍬がしっかり土に入りません。

ある程度の重さがあることで、鍬の重さでしっかり土に刃が入るようになります。

まとめ

鍬もピンキリで高いものから安いものまで様々です。

ホームセンターに行けば安価な鍬もたくさんあります。

価格の高い鍬のほうが質的に良いものが多いと思いますが、

価格よりも、自分の体型や力に合った鍬を選ぶことのほうが大切です。

ちなみに僕は4000円程度の鍬を使っています。

使う道具はとても大切です。

それは鍬も同じことです。

まず自分に合った鍬を見つけるところから始めてみてください。

次回は鍬の持ち方・構え方についてお伝えします。

腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方② 持ち方と構え方

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