おもいでファームの近藤です。
野菜を作る時、基本的に畝(うね)というものを作ります。
水はけをよくするための作物のベッドです。
農業を仕事にしている人は畑の規模が大きいので、たいてい機械を使って畝を立てますが、
家庭菜園の場合、鍬(くわ)を使って手で畝を立てることがほとんどだと思います。
僕は就農してから3年間、
約3000㎡の畑をずっと畝を機械を使わず、鍬(くわ)1本で立ててきました。
30mの長さの畝を15本、長さにして450mの畝を1日で立てることもありました。
そのおかげで鍬の使い方が非常にうまくなりました。
鍬を使い始めたばかりの頃はすぐに腰が痛くなっていましたが、
今ではどれだけ長い時間作業をしても全く腰が痛くなることがなくなりました。
鍬の正しい使い方・体の動かし方を行えば、腰が痛くなることはありません。
この記事では、鍬の(僕なりの)正しい使い方をお伝えします。
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腰が痛くならない鍬の使い方に必要なこと
①自分に合った道具を使う
自分にあった鍬を選ぶということです。
どんなことにも言えますが、自分に合わない道具を使っていては効率的な作業はできません。
農作業も同じです。
鍬も自分に合ったものを使わないと、作業効率も悪く腰を痛める原因にもなります。
ホームセンターに行って並んでいる鍬を持ち比べてみてください。
・柄の長さ
・柄の太さ
・刃の長さ
・刃の幅
・鍬の重さ
それぞれ全然違うと思います。
身長の高い力のある男性と身長の低い力の弱い女性では、使うべき鍬が同じわけがありません。
自分にあった鍬の選び方はこちらで詳しくまとめています。
②鍬の持ち方・構え方を身につける
鍬を使う上で、鍬の持ち方・構え方が基本になります。
これが間違っていると、正しく鍬が使えません。
疲れる・腰が痛くなるなど、体への負担も大きくなります。
非常に大切な要素です。
・鍬の柄のどの部分を持つのか
・右手と左手の間隔はどれくらいあけるのか
・足はどういう状態になっているのか
・鍬を入れる場所と足はどれくらい離れているといいのか
・どういう姿勢で鍬を動かすのか
上記のように注意しなければならない点がたくさんあります。
鍬の持ち方・構え方を身につける方法はこちらで詳しくまとめています。
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③鍬を使う時の正しい体の動かし方
体の動かし方は一番気になるところだと思います。
鍬を使うのにどのように体を動かせばよいか。
またどこに力を入れて、どこの筋肉を使って鍬を動かすのか。
が大切になります。
体の動かし方に関してはこちらで詳しくまとめています。
まとめ
鍬を上手に使うポイントは3つ
「道具」「構え」「動き」です。
この3つを適切に身につけることで、
腰を痛めずどれだけでも鍬を使い続けることができるようになります。
鍬を使っていると腰が痛い!
という方は是非これを参考に鍬の使い方を見直してみてください。
こちらの補足的記事もよかったらどうぞ。
腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方④ 土が硬い・力が弱い方の対処法
腰が痛くならない鍬(くわ)の使い方⑤ 疲れない・息が上がらない方法
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